2024.11.02(土) 16:00〜18:40
HIV Interactive Forum
セミナー概要
近年、HIV治療薬は副作用の少ないものが開発されたことによりHIV感染症治療の早期からの実施が可能となりました。早期治療は感染拡大の抑制や重篤な合併症の予防にも効果があるとされ、ガイドラインでも現在すべての感染患者に抗HIV薬の使用が推奨されています。しかし、薬剤耐性の問題からアドヒアランスが重要であり、患者のナラティブな部分を把握し服薬支援を行っていく点において看護が果たす役割は大きいと考えております。そのような中、持効性HIV-1感染症治療薬の注射剤が日本で初めて承認となりHIV治療の現場において大きな影響を与えている状況かと思います。患者のライフスタイルやニーズに対応した治療の推進が実現できる新たな選択肢として期待されています。
今回のセミナーはより良いHIV診療の実現のためにどのように活用すべきかについてディスカッションタイムを含めたシンポジウム形式のWEBセミナーとなります。エキスパートの医師による講演+ディスカッションという形式で充実した学びを得られる企画となります。
HIV患者の治療やケアに関わる看護師・医療従事者全般の方にぜひご参加いただきたい講演内容となっております。また、日本エイズ学会認定HIV感染症看護師や同学会認定HIV感染症指導看護師の資格を持たれている看護師の方には特におススメの内容となります。
セミナー詳細
開催日時 | 2024.11.02(土) 16:00〜18:40 |
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開催地 | オンライン |
座長 |
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター ACCセンター長 潟永 博之 先生 |
内容 | 【プログラム1】 16:00~16:10 講演1 「日本におけるHIV診療の現状と課題」 演者:潟永 博之 先生 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター ACCセンター長 16:10~16:40 講演2 「患者ニーズを踏まえた持効性注射剤の導入」 演者:小西 啓司 先生 大阪大学医学部附属病院 感染制御部/感染症内科 特任助教 16:40~17:20 講演3 Continuous Achievements in HIV: Building & Reinforcing added Patient Value – The role of long-acting treatment 演者:Dr. Sebastian Noe MVZ München am Goetheplatz Adjunct teaching professor of endocrinology Technical University of Munich 17:20~17:30 質疑応答 潟永 博之 先生、小西 啓司 先生、Dr. Sebastian Noe 【休憩10分間】 【プログラム2】 17:40~18:40 ディスカッション 座長:潟永 博之 先生 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター ACCセンター長 17:40~18:00 プレゼンター:南 留美 先生 九州医療センター AIDS/HIV総合治療センター 部長 テーマ「持効性注射剤をどう紹介する?~仮想症例から考える~」 パネリスト:小西 啓司 先生 大阪大学医学部附属病院 感染制御部/感染症内科 特任助教 パネリスト: Dr. Sebastian Noe MVZ München am Goetheplatz Adjunct teaching professor of endocrinology Technical University of Munich |
セミナー時間 | 約160分 |
対象 | 主として医師、歯科医師、薬剤師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床心理士等の医療専門家、及び医療施設において医療に従事する職員 ※医薬関係者以外の参加はご遠慮いただいております。 |
視聴環境 | スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは使用しません) |
費用 | 視聴無料 |
申込〆切 | 11月2日(土)16:00 |
共催 | ヴィーブヘルスケア株式会社 / 塩野義製薬株式会社 |