これからの排泄ケアのありかた
～腸内環境ケアの視点から考える～

高齢患者だけでなく、様々な治療シーンの中で排泄トラブルは課題となることが多く、看護の関わりの多い領域かと思います。ナースの星WEBセミナー参加者の看護師1367人にアンケートをしましたところ、院内での困りごととして80％以上の看護師が患者の便秘への対応と回答しており、約50％の方が下痢と回答しておりました。
今回、日本の看護領域の排泄ケアの第一人者でパイオニアであるコンチネンスジャパン株式会社の西村かおる先生を司会・演者として「高齢者の排泄ケアの基本」についてお話しいただきます。また、特別講演では「排便コントロールに役立つ排便ケア」と題し京都府立医科大学大学院　医学研究科　教授　内藤裕二先生にご講演いただきます。内藤先生は「いつも同じ便秘薬を処方するあなたへエキスパートが贈る便秘薬との向き合い方」など多数の便秘対策や腸内環境ケアに関する書籍を著されており、生活目線で役立つ腸内環境の整え方やケアのありかたを最新情報交えて解説いただきます。またトークセッションでは看護への落とし込み方を西村先生と内藤先生に言及いただき、明日からの看護に役立てていただけるようなプログラムとさせていただいております。ぜひご参加の検討いただけましたら幸いです。