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知らないと恥ずかしい赤っ恥コラム第2回

知らないと恥ずかしい赤っ恥コラム 第2回  面談にネギはまずい!2

投稿日:2013.10.25

前回、2つのケースをご紹介いたしました。

今回は別のケースと、一般的な面談に関する常識をご紹介いたします。

ケース3:華美なネイル

20代後半の女性。介護系の施設を希望されていました。

きちんとしたスーツで現れて、まずは一安心。

ところが、お話を始めると、指先がキラリ。つけ爪をされていました。私の目からはつけ爪かネイルかは全く見分けがつかないので、もちろんご本人のお話です。
たしかに、看護師の方の場合、仕事柄ネイルが難しいので、つけ爪をされている方には良くお会いします。

ただ、このつけ爪は長く、色もピンク系でかなり目立ちます。

素人の私から見ても、なかなか素晴らしい出来栄えなのでした。

ただ、今日は面談。「大丈夫かな~」と不安を覚えながら、面談に行ったところ、やはり悪い結果に。。

施設の方がおっしゃるには、「もちろんつけ爪がダメではないし、プライベートでするのは問題ない。
ただし、面談の場にそれをしてくるのは、不安を覚えます。」とのこと。
3つほど失敗事例をご紹介しましたが、ケース1は最終的にご入職に至っているので、「失敗」と言えないかもしれません。

ただ、これはやはり特殊なケースで、半分以上の病院では、「ネギ」が発見された時点で落とされるものと思われます。

ケース2、3の病院・施設は、その方の「経験」「お人柄」は評価していたものの、「常識」に疑問を持たれていました。
落とされたご本人としては、「何でそんなことで落とされるの?」と思われるかもしれませんが、
施設から見ると「うちの今のメンバーと上手くやっていけるのかな~。。自己主張が強すぎるのかもな。。」と不安を持つものなのです。

「そんなことで・・・」と悔しい思いをする前に、きちんとした身だしなみで面談にのぞみましょう。
せっかくの、良い経験やお人柄を疑われては、もったいないですからね。

面談時の身だしなみについては、下記が主なポイントになります。

・スーツはダークカラーが基本

女性の場合は、ベージュでも構いません。ご出産等で体型が変わられ、以前買ったスーツが着ることができない場合もあります。
その際には、事前にその旨をお伝えし、カーディガン等を羽織って面談を受けていただくと良いです。

・靴は、黒や茶色の革靴を

汚れはしっかり落としておきましょう。ヒールの高すぎる靴も望ましくありません。

・バッグは、シンプルなタイプを

色は黒系か茶色系が望ましい。病院、施設によってはA3サイズの資料を配布するケースもありますので、少し大きめなものが便利。

・華美な髪の色、ネイルは避ける

多少の茶髪であれば問題はありませんが、金髪に近い色は避けたほうが無難です。入職後に周りの同僚を観察し、大丈夫そうであれば、また染め直すのが良いでしょう。

ネイルに関しても、同様です。



「人の第一印象は、会って15秒で決まる」と良く言われます。

これを面談に当てはめていうと、「面談の合否は、身だしなみと最初の挨拶で決まる」と言い換えられます。
つまり、看護部長さん・事務長さんが部屋に入ってきた時に、最初に目にするのが身だしなみ。
そして、「初めまして○○と、申します。本日はよろしくお願いいたします」と言ったときの表情や雰囲気。
面談というと、どうしても「志望動機は何を話そう?」「転職動機をどう説明しよう?」と話す「内容」ばかりを考えてしまいますが、その説明を好意的に聞いてもらうためにも「あ、この人感じいいな!」と思ってもらえる第一印象が重要なのです。



身だしなみについてはお洒落さを求めるよりも、清潔感・誠実さが伝わるようなものが望ましいでしょう。

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