専門家Q&A
胃ろうから栄養取っている患者から,又は家族より口腔からも少しでも食べたいと要望があった時について,,,
投稿日:2011.11.11
ご質問
胃ろうから栄養取っている患者から,又は家族より口腔からも少しでも食べたいと要望があった場合,
咀嚼や嚥下反射がある程度可能な場合,経口摂取は可能ですか?
安全に食べられる食事内容はどんなものがありますでしょうか?
咀嚼や嚥下反射がある程度可能な場合,経口摂取は可能ですか?
安全に食べられる食事内容はどんなものがありますでしょうか?
専門家の見解
意思の疎通があり、食事が食べたいと患者さん自身が思っておられるのであれば、経口摂取を目標に訓練することが望ましいと考えています。PEGの患者さん=経口摂取禁忌ではありません。経口摂取をしなければ嚥下機能はますます悪化していきます。我々の施設では、PEG患者さんにおいては口腔ケアと間接嚥下訓練はセットと考えて、プログラムを組んでいます。これにより約15%のPEG患者さんは経口摂取の併用が可能です。
しかし、すでに嚥下機能が低下した方に通常の食事形態で食事を開始すると当然誤嚥してしまわれますので、STさんに協力いただき、間接嚥下訓練、直接嚥下訓練を経てからということになります。直接嚥下訓練ができるか否かの判断は、空嚥下が30秒間に3回以上できること、改定水飲みテストでムセがないことが前提とになります。
しかし、すでに嚥下機能が低下した方に通常の食事形態で食事を開始すると当然誤嚥してしまわれますので、STさんに協力いただき、間接嚥下訓練、直接嚥下訓練を経てからということになります。直接嚥下訓練ができるか否かの判断は、空嚥下が30秒間に3回以上できること、改定水飲みテストでムセがないことが前提とになります。
こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。
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