専門家Q&A
足底に膿胞ができ、浸出を培養するとMRSAの結果が戻りました
投稿日:2014.05.28
ご質問
足の補装具使用の患者さんです。足底に膿胞ができ、浸出を培養するとMRSAの結果が戻りました。治療とケアー方法をしりたい。患者は、在宅のため家族が出来る方法を考えたい
専門家の見解
まずは、「なぜ膿疱ができてしまったのか」という部分を明らかにしていきましょう。
補装具が当たってしまったのか、何かを踏みつけてしまったのか、ぶつけたのか、または病状が悪化して免疫力が低下しているのか等、原因を明らかにし、それを改善することで、状況が改善していく可能性が高くなります。また、再発予防にもつながります。
もし補装具が当たっているということであれば、その装具を作成した業者の方に相談し、修理をしていただく必要が出てくるかもしれません。
在宅でのケアということですが、医師の診察は受けていますか?
在宅でも医療連携が大切になってきますので、そのあたりもご確認されたほうがいいように思います。
膿疱の部分が破れて潰瘍化している場合、創洗浄を毎日しっかり行います。潰瘍の深さにもよりますが、筋腱以下の組織が露出していなければ、たっぷりの微温湯で1日1~2回創洗浄を実施します。
また、足全体も趾間まで、毎日ボディーソープなどの洗浄剤を使用して洗ったほうがいいかと思います。
薬剤塗布の指示は、医師からはどのように出ていますでしょうか。
その薬剤もしくは創傷被覆材が、その患者様の創傷の状況に適しているかも、アセスメントすることが大切です。
大変申し訳ないのですが、ノグリン様からのご質問内容でお答えできるのは、これがすべてになります。もう少し細かい状況がわかれば、また違うアドバイスも差し上げられるかもしれません。
ノグリン様と患者様の状態が少しでもいい方向に向かいますことを、心から願っております。
補装具が当たってしまったのか、何かを踏みつけてしまったのか、ぶつけたのか、または病状が悪化して免疫力が低下しているのか等、原因を明らかにし、それを改善することで、状況が改善していく可能性が高くなります。また、再発予防にもつながります。
もし補装具が当たっているということであれば、その装具を作成した業者の方に相談し、修理をしていただく必要が出てくるかもしれません。
在宅でのケアということですが、医師の診察は受けていますか?
在宅でも医療連携が大切になってきますので、そのあたりもご確認されたほうがいいように思います。
膿疱の部分が破れて潰瘍化している場合、創洗浄を毎日しっかり行います。潰瘍の深さにもよりますが、筋腱以下の組織が露出していなければ、たっぷりの微温湯で1日1~2回創洗浄を実施します。
また、足全体も趾間まで、毎日ボディーソープなどの洗浄剤を使用して洗ったほうがいいかと思います。
薬剤塗布の指示は、医師からはどのように出ていますでしょうか。
その薬剤もしくは創傷被覆材が、その患者様の創傷の状況に適しているかも、アセスメントすることが大切です。
大変申し訳ないのですが、ノグリン様からのご質問内容でお答えできるのは、これがすべてになります。もう少し細かい状況がわかれば、また違うアドバイスも差し上げられるかもしれません。
ノグリン様と患者様の状態が少しでもいい方向に向かいますことを、心から願っております。
Thanks.
往診医師の診察を受けて、皮膚科受診の紹介を頂きました。ですが、家族の時間の都合で直ぐには困難なため、助言を頂きました洗浄で悪化を防いでみます。培養する際に膿胞を除去した一部は乾燥しており飛び火の様にずれた位置に同様の膿胞が出来ていました。補装具については、技士さんから作成時期より期間が経過しており足の当たり具合を調整してくれるそうです。
分かりやすく助言を頂きありがとうございました。
分かりやすく助言を頂きありがとうございました。
こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。
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