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専門家Q&A

職員がマイコプラズマ肺炎の疑い

投稿日:2014.12.09

ご質問

職員の子供がマイコプラズマ肺炎と診断され、その職員も少なからず症状がある様子です。施設の感染対策として、職員にマイコプラズマ肺炎の検査を要請すべきでしょうか?また、マイコプラズマ肺炎だった場合、出勤停止でしょうか?期間も合わせて教えてください。

専門家の見解

適切な抗菌薬治療が行われ、解熱していたら出勤可能
マイコプラズマ肺炎は、飛沫(咳・くしゃみなどのしぶき)で伝播していく感染症です。適切な抗菌薬治療が行われていれば、解熱していたら出勤可能と判断して良いでしょう。

ただし、咳症状は比較的持続しますので、咳エチケットとしてマスクは着用しましょう。

所属によっては、免疫力が極端に落ちている(抗がん剤治療など)患者さんには接しないなどの業務上の配慮はした方が良いと考えます。

検査についてですが、マイコプラズマ肺炎の検査は、迅速検査をしている施設が、インフルエンザに比べると一般的ではなく、それ以外となると抗体の上昇をペア(罹患時とその後のペア)で採取する必要があるので実際的ではありません。
お子さんが罹患し、診断されているようでしたら感染対策上、検査は必要ないと思います。

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