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専門家Q&A

患者さんとスタッフ間の言葉使いについて

投稿日:2015.03.03

ご質問

透析という特殊な環境において、患者さんとスタッフ間での慣れ合い、言葉づかいの悪さがとても気になります。
患者さんとは当然長いお付き合いになるので、多少親しい感じで会話するのは良いと思いますが、患者さんと医療者は友達ではないのでホドホドにしたほうがよいと思ってます。
スタッフの教育観点で患者さんとスタッフ間の言葉遣いなどを正していくためのなにか良き方法もしくは実際に取り組まれていることなどあればお教え頂けませんでしょうか?

専門家の見解

まず責任者がきちんとした言葉使いをしてみせること
患者さんの中には堅苦しく話されると、よそよそしいと感じる方もいらっしゃいますが、やはり一線を引くべきだと思います。
私の経験上、スタッフの言葉使いを教育したいなら、まず責任者がきちんとした言葉使いをしてみせることです。
患者対応時はもちろん、普段のスタッフ間での会話の中でも、患者さんを尊重した言動を心がけます。

例えば、スタッフが「今日、Aさん家のおばあちゃん、迎えに来られないそうです。」と報告してきたら「そう。Aさんの奥様、今日お迎えに来られないのね。」と言い換えます。
このように、責任者がきちんとした言葉を使い、お手本となることがスタッフ教育には有効と考えます。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
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