坪田 康佑先生のコーチングコラム第1回
第1回 はじめまして! コーチングとは?
はじめまして! コーチングとは?
そもそもコーチングとは?
皆さんは、コーチングという言葉を聞いたことがありますか?「人の話を聞くことでしょ?」「傾聴のことでしょ?」と言われることがよくあります。が、それは、コーチングのスキルの一部でしかありません。
コーチングとは、未来のゴール達成に向けて、クライアント(コーチングを受ける人)が自発的に動いていけるように対話をとおして働きかけていくことです。
よくカウンセリングと比較されるのですが、カウンセリングは、たとえば心の病気を抱えたクライアントがいたとしたら、その原因を過去にさかのぼって掘り下げ、それを明らかにすることで治癒へつなげる方法です。
両者のベクトルは、それぞれ未来と過去というまったく異なった性質のものである、ということが言えるでしょう。
コーチングの基本的な姿勢は、相手の存在を認めて受容することです。そしてその気持ちに添いながら相手のビジョンを引き出し、そのビジョンの実現のためにはどうしたらいいのか、クライアント自身に考え、行動してもらうようにします。
看護の現場では、「患者」「看護師の同僚・部下」「他の医療従事者」がクライアントになりえます。「対患者」コーチングでは、治療や生活習慣改善といったゴール達成に向けて、患者が自発的に動いていけるように働きかけていきます。
「対看護師」コーチングでは、後輩看護師の成長や患者満足度向上、職員満足度向上といったゴール達成に向けて、看護師が自発的に動いていけるように働きかけます。
最後に、「対医療従事者」コーチングでは、医療安全委員会、感染予防対策委員会など、他職種と連携し、委員会の目標達成に向けて働きかけていきます。
みなさんの理想の医療・看護を実現していくために、この連載を役立てて頂けると幸いです。これから、よろしくお願いいたします。
皆さんは、コーチングという言葉を聞いたことがありますか?「人の話を聞くことでしょ?」「傾聴のことでしょ?」と言われることがよくあります。が、それは、コーチングのスキルの一部でしかありません。
コーチングとは、未来のゴール達成に向けて、クライアント(コーチングを受ける人)が自発的に動いていけるように対話をとおして働きかけていくことです。
よくカウンセリングと比較されるのですが、カウンセリングは、たとえば心の病気を抱えたクライアントがいたとしたら、その原因を過去にさかのぼって掘り下げ、それを明らかにすることで治癒へつなげる方法です。
両者のベクトルは、それぞれ未来と過去というまったく異なった性質のものである、ということが言えるでしょう。
コーチングの基本的な姿勢は、相手の存在を認めて受容することです。そしてその気持ちに添いながら相手のビジョンを引き出し、そのビジョンの実現のためにはどうしたらいいのか、クライアント自身に考え、行動してもらうようにします。
看護の現場では、「患者」「看護師の同僚・部下」「他の医療従事者」がクライアントになりえます。「対患者」コーチングでは、治療や生活習慣改善といったゴール達成に向けて、患者が自発的に動いていけるように働きかけていきます。
「対看護師」コーチングでは、後輩看護師の成長や患者満足度向上、職員満足度向上といったゴール達成に向けて、看護師が自発的に動いていけるように働きかけます。
最後に、「対医療従事者」コーチングでは、医療安全委員会、感染予防対策委員会など、他職種と連携し、委員会の目標達成に向けて働きかけていきます。
みなさんの理想の医療・看護を実現していくために、この連載を役立てて頂けると幸いです。これから、よろしくお願いいたします。
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