【何ぞやシリーズ8】 「グリーンネイル」って 何ぞや?
【何ぞやシリーズ8】 「グリーンネイル」って 何ぞや?
投稿日:2016.03.19
最近流行のジエルネイルは、ネイルサロンだけでなく自宅でもできるキットが販売されていて、女性の間で大人気。
でも正しいメンテナンスをしないと、緑膿菌がツメに入り込んで「グリーンネイル」になる危険が!あなたのツメは大丈夫?
でも正しいメンテナンスをしないと、緑膿菌がツメに入り込んで「グリーンネイル」になる危険が!あなたのツメは大丈夫?
恐るべし緑膿菌 なんと消毒薬の中にも
緑膿菌は常在菌として僕らの腸内にも存在しているくらいだから、健康な人が感染しても影響は少ない。でも、入院患者さんたちは体力や免疫力が低下して感染しやすい状態だよね。
そういう「易感染宿主」に発症する日和見感染症の原因となる菌のひとつだ。
手術創やカテーテルなどの医療器具から緑膿菌が入り込んで院内感染が起こることもある。
薬剤に対する耐性も強いし、発育するのに特殊な栄養を必要とせず、わずかな有機物があれば増殖できるから、意外なところから検出されているんだ。
お見舞いの切花を生けた花瓶の水は想像がつくけれど、蒸留水や手洗い用の消毒薬の中で増殖していることもあるんだよ。
ナースの中にもグリーンネイルは増えているそうだ。君たちがジェルネイルを楽しむ時は足の指だから、直接患者さんや医療器具に触れることは無いけれど、ネイルケア用品を通して菌が手の指に付着して接触感染を広めないよう、ジェルネイルを楽しむときは、十分注意してほしい。
そういう「易感染宿主」に発症する日和見感染症の原因となる菌のひとつだ。
手術創やカテーテルなどの医療器具から緑膿菌が入り込んで院内感染が起こることもある。
薬剤に対する耐性も強いし、発育するのに特殊な栄養を必要とせず、わずかな有機物があれば増殖できるから、意外なところから検出されているんだ。
お見舞いの切花を生けた花瓶の水は想像がつくけれど、蒸留水や手洗い用の消毒薬の中で増殖していることもあるんだよ。
ナースの中にもグリーンネイルは増えているそうだ。君たちがジェルネイルを楽しむ時は足の指だから、直接患者さんや医療器具に触れることは無いけれど、ネイルケア用品を通して菌が手の指に付着して接触感染を広めないよう、ジェルネイルを楽しむときは、十分注意してほしい。
乾燥すると隙間ができる
ネットで検索するとたくさん出てくるわ。
乾燥すると、ツメの角質層の水分が減少して割れたり剥離しやすくなって、自分のツメとジェルの間に隙間ができちゃうのね。
これが「ジェルが浮く」状態で、隙間ができると水分も残りやすいから、不要な水分はきちんと拭きとるようにって。
そうよね、消毒薬の中でも生きられる緑膿菌だもの。
ジェルネイルの土台になる自分のツメは、日頃から保湿しておくこと。
ジェルを使用しているときは、ツメの根元の保湿を特に丁寧に行うといいんですって。
乾燥すると、ツメの角質層の水分が減少して割れたり剥離しやすくなって、自分のツメとジェルの間に隙間ができちゃうのね。
これが「ジェルが浮く」状態で、隙間ができると水分も残りやすいから、不要な水分はきちんと拭きとるようにって。
そうよね、消毒薬の中でも生きられる緑膿菌だもの。
ジェルネイルの土台になる自分のツメは、日頃から保湿しておくこと。
ジェルを使用しているときは、ツメの根元の保湿を特に丁寧に行うといいんですって。
予防のためには‥‥
►ネイルサロンで行う場合
・衛生管理が行き届いているネイルサロンを選ぶ
►自分で行う場合
・ツメはいつも清潔に
・ツメに水分を残さないように、拭き取って保湿
・湿った状態(ムレ足も要注意)で行うのはNG!
・ネイルケアの道具は清潔に管理
サロンで外して病院で治療
昨日のナースは、サロンでジェルを外した時、「皮膚科でしっかり治さないと、再発するわよ」って言われて、あわてて受診したんでしょ?変色した部分が新しいツメになって完治するまでに、数週間から数ヶ月、重症になると1年近くかかるの?!
その間ジェルネイルもできなくなるし、「もったない」とか言って長いこと乗せてないで、早目に外してチェックしないといけないね。人工的で重たいジェルを乗せているんだから。
特に汗かきさんやムレ足さんは、爪白癬(爪水虫)や爪力ンジダ症などの感染にも要注意だよ!‥・って、皮膚科ナースからの受け売りでした〜。(つづく)
その間ジェルネイルもできなくなるし、「もったない」とか言って長いこと乗せてないで、早目に外してチェックしないといけないね。人工的で重たいジェルを乗せているんだから。
特に汗かきさんやムレ足さんは、爪白癬(爪水虫)や爪力ンジダ症などの感染にも要注意だよ!‥・って、皮膚科ナースからの受け売りでした〜。(つづく)
感染してしまったら
・ジェルを外して皮膚科を受診
・医師の指示に従って服薬、または外用薬を塗布
・完治するまでツメは休ませる
■監修:西田 壽代 皮膚・排泄ケア認定看護師
(足のナースクリニック代表・社団法人日本トータルフットマネジメント協会会長)
■写真提供:済生会川口総合病院皮膚科主任部長 高山 かおる氏
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