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ナースのための ワンポイントレッスン

気持ちに寄り添う医療英会話 ワンポイントレッスン③

投稿日:2023.10.23

外国人の患者さんに接するとき、「どんな風に声をかけたら良いんだろう?」と感じている方も多いことと思います。このシリーズでは、患者さんの気持ちに寄り添う臨床で使いたいひとこと英会話を森口ふさ江先生に教えていただきます!

第3回 患者さんのそばを離れる時に使いたい声かけ

Do you have any questions or concerns?

質問や気になることはありますか?

If you have any questions, feel free to ask me.

質問があれば、遠慮なく私に聞いてください。

If you have any concerns, let us know anytime.

何か困ったことがあれば、いつでも知らせてくださいね。

※患者さんのそばを離れる時にこのような声かけをすると、患者さんは安心するでしょう。

こう表現しよう

「気になること、困ること」 : concerns
「遠慮なく~する」 : feel free to ~ (動詞の原形)
「~に知らせてください」 : let ~ know


英語が話せるナースの活躍の場

英語が話せると、活躍の場がぐんと広がります。私自身、英語が話せることで様々な経験ができ、視野も広がりました。活躍の場は海外だけでなく、国内においても広がります。

英語が話せるナースの活躍の場 ~具体例~

海 外

海外の医療施設で働く
海外の日本人専用医療施設で働く
海外の大学や大学院に進学する
青年海外協力隊、国境なき医師団などの
海外医療支援団体に参加する
国際ボランティア
医療通訳・医療翻訳

国 内

英語対応を行っている医療施設
空港クリニック
インターナショナルスクール保健室
外資系企業のクリニカルアドバイザー
船上看護師(シップナース)
エスコートナース(外国への患者搬送)
医療通訳・医療翻訳

森口 ふさ江 先生

合同会社 MIND RESET アライアンス 代表。
米国コロラド州立大学で看護学士取得後、カリフォルニア州ロマリンダ大学病院でレジスタードナースとして勤務。帰国後は小児専門病院で、急性・重症患者看護専門看護師として勤務。
2018年より看護系大学で教員となる。現在は、博士課程にて看護教育学を専攻し、臨床推論の看護教育への応用を研究テーマとしている。米国でナースとして勤務した経験を基に、国際医療通訳アカデミーにて医療通訳士養成コース(英語)や、医療従事者のための医療英会話コースなどを担当している。
MIND RESET アライアンス WEBサイト
https://www.mind-reset-alliance.org/

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