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要介護1の母と私の関わり第3回

要介護1の母と私の関わり③

日本の健康寿命(介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間)は、男性が70.42歳、女性が73.62歳です。
平均寿命は、男性79.55歳、女性86.30歳です(厚生労働省 平成22年度発表より)。

母は間もなく82歳になります。見た目は若く、健康に見えます。が、年々出来ないことが増えてきました。
80歳を過ぎてからは、日ごとに出来ないことが増えてきていることを実感します。

その一つに<約束>があります。
75歳くらいまでは、母と時間や待ち合わせの約束をして、一緒に出掛けるということが出来ていました。
今は前日の約束も忘れてしまい、母を迎えに行って、付き添いで外出させる状況です。

見た目は健康そうに見えても、とっさの判断力は無く、また足腰も弱ってきています。
内科的な疾患も心臓病、高血圧、糖尿病、リウマチと多々あります。

今回介護認定を受け、要介護1と認定されました。
母の状況が悪化しないようにと、3月からトータルリハに通うことにしました。
朝8時にタクシー会社からお迎えの確認電話が来ます。電話を受けて母は準備に取り掛かり、8時半には外でタクシーを待ちます。
写真は、お迎えのタクシーでトータルリハに行く所です。

まるで幼稚園児を幼稚園バスに乗せるかのような気持ちで、ワクワクソワソワしている母をタクシーに乗せました。
トータルリハでは筋トレと口腔ケアがあります。
どんな内容だったか帰宅したら母にインタビューしてご紹介します。

トータルリハの方から、今月は要介護1から要支援になった方が4名いらっしゃると明るい話題を頂きました。
筋トレと口腔ケアから、健康寿命が伸びる事を、母を通して体感したいと思います。

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