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SPECIAL TALK

SPECIAL TALK [看護師たちは目が大事!]何事も見逃せない。目が大切な母乳外来の仕事。

投稿日:2019.06.07

分娩介助から、赤ちゃんとお母さんに対する入院時のケア、さらに退院後のサポートまで、幅広いシーンにおいて重要な役割を担っている母乳外来の助産師さん。
非常に目を酷使する仕事だといいます。日常的にコンタクトレンズを使用する彼女たち3人に、医療従事者ならではの目に関するお悩みやコンタクトレンズ使用のメリットなどをテーマに、たっぷり本音を語り合っていただきました。

自分の視力とクリアな視界が患者さんの命を守っている

——皆さんのお勤め先と業務について、お聞かせください。
Hさん 私たちは、母乳外来について一緒に学んできた仲間で、2人は総合病院、私は産科クリニックに勤めています。

Yさん 分娩介助はもちろん、入院中のお母さんと赤ちゃんのお世話といった病棟業務とは別に、母乳外来として退院後のサポートも行っています。

Sさん 私が勤務する病院は、無痛分娩を実施しているため、分娩回数が非常に多く、1日に10名生まれるなんてこともざらにあります。

――新しい命の誕生に関わるお仕事ですから、やりがいを実感されると同時に、
神経も身体も使う、とても大変なお仕事ですね。
ご自身の仕事における目の重要性にっいて、どのようにお考えですか。
Sさん 出生時間を記録する必要があるので、時計の秒針までしっかり見て、記録時間が1分でもずれないように注意しています。
さらにお母さんやご家族の表情もよく見ています。お立会中に気分が悪くなる人もいますから。

Hさん そうそう。しっかり目配せしておかないといけませんよね。急変時には、時計と患者さん、点滴を交互に見ながら記録する必要があります。
記録が残っていないと裁判になったときに訴えられてしまう可能性もあります。
患者さんの命もそうだし、私たちの身を守るためにも、しっかり見ることは大切です。

Yさん 私は、夜勤時はメガネにしています。マスクをしていると曇ってしまうし、ずれ落ちてしまうことも。
視野も狭くなるので、足元の段差に気が付かないこともあります。赤ちゃんを抱っこするので、非常にあぶないですよね。

Sさん 私も夜勤時にはメガネを使用していますが、分娩介助するときにメガネがずれ落ちるし、手袋をしているので、ずれても直せません。
コンタクトだと、その上からゴーグルをつけてそのまま介助できるので非常に便利ですよね。

Hさん 私もコンタクトとメガネを併用していますが、夜勤時は長時間装用になりがちなので、メガネで勤務し、お産の直前にコンタクトを入れるようにしています。お産は予期できないので、コンタクトを持ち歩いています。

ハードな環境だからこそ長時間装用時の快適さが重要

—―コンタクトの便利さを実感しながらも、メガネをなかなか手放せない状況のようですね。病院勤務ならではの”コンタクトあるある”エピソードもありそうですね。
Yさん 長時間装用はつらいですよね。院内はエアコンが効いているので、どうしても目が乾燥しやすくなりますね。

Sさん 私もやはり、ドライアイになってしまい、目薬を点眼する回数が多くなるのですが、目の感染症が流行っているときには、目薬をするたびに手を洗わなくてはなりません。
手洗いや消毒の回数が増えてしまうと、手もカサカサになってしまいます。

Hさん 確かに。それって、医療従事者ならではの、特に女性に共通する悩みですよね。
――皆さんともに、目の乾燥についてのお悩みがあるようですね。医療に関わる皆さんにとって、理想のコンタクトレンズとは、どのようなものでしょうか。
Hさん 夜勤のときには、どうしても長時間、コンタクトを装着しがちですから、理想を言えぼ、装着したままでも寝られたり、長時間装着していても違和感がないコンタクトがあれば良いですよね。
そうなったら、もうメガネと併用しなくてもよくなりますし、24時間、どんな時間帯でもスタンバイしていられます。

Yさん 私はうるおいが保てるコンタクトが欲しいです。あとは、まばたきが少なくなるようなレンズがあったらいいですね。
どうしても赤ちゃんの心音を測るモニターや時計、点滴など目が離せないものがたくさんあるので。
Sさん 私も2人と同意見です。医療従事者ならきっと、いつまでもうるおいがキープできるコンタクトレンズがあったら絶対に使用するでしょうね。

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