ナースの星がお届けする、看護師のための学べる情報誌！ ナースマガジン38号発行！

2016年に新設された排尿自立指導料は、2020年の改定で排尿自立支援加算・外来排尿自立指導料が算定対象となり、入院から退院後までと継続して包括的に排尿ケアを行う仕組みへと舵を切り、これまで以上に排尿ケアへの関心が大きくなっています。また、排尿に関わることは患者様の生活に直結したことであり、尊厳にも関わります。そこで排尿ケアについてより知っていただき、得た知識を現場で活用いただけると嬉しいです。
 
前号より連載となった『症例から学ぶ周術期看護』では、術中管理編として済生会横浜市東部病院　患者支援センター長/栄養部長　谷口 英喜先生に、術中の水分管理と体温管理についてご説明いただきました。模擬症例を用いて読者の皆様にわかりやすくお伝えする内容となっております。
 
今号のトピック『ポスターセッション＆セミナー開催！』では、山形大学医学部付属病院 検査部・感染制御部部長 森兼 啓太先生と箕面市立病院 感染管理認定看護師 四宮 聡先生をお迎えして10月に弊社Webセミナーで開催したポスターセッションの内容をお届けしています。四宮先生の教育講演「ポスター研究をする上でのコツ」と“手指衛生が尊守できない原因を探る”をテーマに公募にて選ばれた２名のポスター研究について掲載しています。
 
今号のタイアップは、キッコーマンニュートリケア・ジャパン株式会社との企画です。座長にコンチネンスジャパン株式会社 専務取締役 NPO法人日本コンチネンス協会 名誉会長 西村 かおる先生をお迎えして「排尿ケアに対する現状の取り組みと課題 抜去困難な尿道留置カテーテルへの対処法」を議題にしたオンライン座談会の模様を掲載しています。
 
また、今号で最終回となる『その食形態は対象者の口に合っていますか？』では、“最期まで食べる”を支えるために、自宅や施設でできる嚥下調整食について、牧野 日和先生に伺いました。

その他、ビタミンB３の働きについて解説する『栄養療法の豆知識』、鍼治療に関する『ナース編集者が行ってきました！原因がはっきりしない不調は改善する？』に加え、冷え対策のセルフケアについてご紹介する『今日から始めるセルフケア』等も好評連載中です。
 
新型コロナウイルス感染症の影響で、学会や研修会が延期またはオンライン開催となっておりますが、弊社でもＷＥＢセミナーやオンライン勉強会を実施しています。ＷＥＢセミナー・メディライブの配信スケジュールは、ナースの星WEBサイトやメディライブのサイトでも併せてご覧ください。