透析看護の基本のキ!第2回
第2回 バスキュラーアクセス
投稿日:2015.06.08
血液浄化では治療を効率よく行うために1分間におおよそ200mlもの血流を要します。そのため、その血流量を確保し安全・確実に体外循環を行い体内に戻すためのアクセスが必要となります。そのアクセスのことを「バスキュラーアクセス」といいます。
維持透析で常用されるバスキュラーアクセスは主に3つあります。
1 動脈と静脈を吻合させた「自己血管内シャント」
2 人工血管を移植させた「人工血管内シャント」
3 深部を走行する動脈を皮下に持ち上げる「動脈表在化」
いずれかをバスキュラーアクセスとして用います。
患者の利き手・血管や心機能によって適切なバスキュラーアクセスを選択し手術をして造設します。
緊急に血液透析が必要でそれらが未造設の場合やトラブルによって使用できない場合、「動脈直接穿刺」「留置カテーテル」によるアクセスの確保を行う措置をとります。
執筆ライティング :看護師 水田 みゆき
参考文献:見てわかる!すぐ使える!シャント管理と穿刺技術 メディカ出版 2005年6月
維持透析で常用されるバスキュラーアクセスは主に3つあります。
1 動脈と静脈を吻合させた「自己血管内シャント」
2 人工血管を移植させた「人工血管内シャント」
3 深部を走行する動脈を皮下に持ち上げる「動脈表在化」
いずれかをバスキュラーアクセスとして用います。
患者の利き手・血管や心機能によって適切なバスキュラーアクセスを選択し手術をして造設します。
緊急に血液透析が必要でそれらが未造設の場合やトラブルによって使用できない場合、「動脈直接穿刺」「留置カテーテル」によるアクセスの確保を行う措置をとります。
執筆ライティング :看護師 水田 みゆき
参考文献:見てわかる!すぐ使える!シャント管理と穿刺技術 メディカ出版 2005年6月
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